そんなとっておきの場面こそお気に入りのひと皿で彩りたい!というお料理好き、うつわ好きの皆さんにピッタリの展覧会が東京神宮前のギャラリー『shizen』にて開催されますので、ぜひご案内させてください。

『初冬の向付展』
2018年11月14日(水) 〜 19日(月)
12:00 〜 19:00(会期中無休、最終日17時まで)
安達健(陶)、片瀬和宏(陶)、新道工房(磁)、
竹下努(磁)、中西申幸(陶)、橋村大作(ガラス)、
松永真哉(陶)、賛助出品:名古路英介(木)
作者在廊:14日(水) 安達、橋村
17日(土) 竹下、中西
18日(日) 安達、新道工房
shizen
東京都渋谷区神宮前2-21-17
tel 03-3746-1334

ご一緒させていただくのは、うつわの大もとをあらためて見つめ直すべく定期的に集い、研究を行っている作家集団「基(もとい)」の皆さんです。今回の展示は、メンバーが数年にわたって取り組んできた研究テーマ「向付」の成果発表の場でもあるので、間違いなく見応えある内容になると思います。
懐石の主役を務めるうつわ「向付」と聞くと少し専門的な印象を持たれるかもしれませんが、要は食卓を彩り、楽しむという料理の基本にトコトンこだわった結果のうつわと考えてもらうと分かりやすいかもしれません。さらに会期中は、作り手が研究の中で学んだあれこれを直接お話しできるよう会場でお待ちしていますので、ひと味違ったうつわ談義を楽しみにお越しいただくのもオススメですよ。
なおボクからは、主役となるうつわに趣をそえる敷物と盆をわずかではありますが出品しております。初冬の心地よい冷気とともに年末の足音も近づく時節、晴れの席にも似つかわしいうつわを求めにぜひお運びくださいませ。
