2012年01月05日

貫く棒

平穏に新しい年を迎えられました。

多くの人にとってその日常性を今回ほど有難いと感じる新年はなかったでしょう。

一方で新しい年を迎えてなお非日常の渦中にある多くの人の心にあるのはいかようなものか、ボクなどにはそれを想像することもできません。

正月休みには、昨年の震災被災地の住民でもある旧友の無事な姿を見ることもできました。それについて多くを問うことも多くを語ることもなく、とるに足りない昔話ばかりをして時を過してしまったような気がしますが、わずかでも気晴らしになってくれていたらと思います。

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さて、地元紙の元旦のコラムで高浜虚子の次の句が紹介されていました。

  「去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの」

俳句についてはまったくの門外漢なので下手な注釈を入れることはしませんが、新年に対する虚子の醒めた視点とユニークな表現のおもしろさ、そしてまた2012年を迎えるにあたって改めてこのよく知られた句を紹介したコラム筆者の思いには共感するところがありますね。

心機一転も大切なことではありますが、あっけらかんと「あけましたからおめでたい」とする気になれるのは、ボクの場合はもう少し先のことになりそうです。

本年も地道に努力していく所存ですので、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。


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   金彩酒器 (画像だけでも新春らしいものを・・・)

posted by nakoji at 17:15| 日々のあれこれ