2015年06月29日

暮らしの美形

梅雨も後半に入り、盛夏に備えてあれこれ気を配る時期になりましたね。

わが家のボウズは水泳の授業が始まったようで、日に日にこんがり良い具合に焼き上がってきている様子。遠い日の夏休みがふいに身近に感じられて不思議な気持ちになることが多い近頃ですね。


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さて、そんな物思う梅雨の季節ではありますが、長雨の晴れ間のような爽やかさを感じさせる表題を冠した展覧会が、香川丸亀のうつわ店『楓』にて明日30日より開催されます(いつも間際のお知らせとなってしまい恐縮です)。


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  『暮らしの美形 展』

  2015年6月30日(火) 〜 7月26日(日)
  9:00 〜 19:00(月曜定休)

  増渕 篤宏(陶)
  名古路 英介(木)
  西山 芳浩(ガラス)

  
  香川県丸亀市飯山町東小川1252-1
  tel 0877-85-8023


以前よりご縁のあった陶の増渕篤宏さん、ガラスの西山芳浩さんのお二方と初めてお仕事をご一緒させていただけることになり、とても嬉しく思っております。


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美しい「形」の提案というテーマにそうように、今展ではボクからの出展はオイル仕上げの品だけで、とのご要望をいただきました。


「木工」という仕事と「漆芸」という仕事、古くからお互い無くてはならないほど縁深いものですし、近年ではそれぞれの分野を独りで往来する作り手も少なくないので、はたから見るとどこにその境があるのか判断に困ってしまいますよね。

個人的には、木工の要点は「造形」にあり、漆芸の主題は「色彩」にあるのかなと考えていますので、木地仕上げの品には「かたち」という要素により大きな魅力を感じていただけるものとなるよう意識して制作することが多いです。


美形という言葉、ボクなどには身に余る思いしかありませんが、卓越した造形力の持主である増渕さん、西山さんの作品とともに、それぞれの素材ならではの姿形を楽しんでいただければと思います。


posted by nakoji at 15:32| お知らせ

2015年05月27日

まつもと → 酒宴

新緑の季節を楽しむ日々もそこそこに、真夏を先取りしたような日和が目立つ近頃ですね。シーズン本番をむかえた野外展には少ししんどい暑気かもしれませんが、間近にせまったふたつの展示のご案内をさせてください。


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まずは今年もおジャマします!の「クラフトフェアまつもと」でございます。

週末の空模様は今のところちょっと微妙な様子ですが、お天気にかかわらず大いに楽しめるイベントであることは間違いないと思います。暑さ対策、アメ対策ともに抜かりなく遊びにきていただければと思います。


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『 クラフトフェアまつもと 2015 』

2015年5月30日 (土) 、31日 (日) 雨天決行

30日 11:00 〜 17:00
31日 9:00 〜 17:00

松本市 あがたの森公園


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そして松本遠征の翌週末からは瀬戸での企画展に参加いたします。

こちらは陶磁器産地として名高い愛知瀬戸で活動する陶芸家の皆さんを中心としたうつわ勉強会「基(もとい)」の研究発表会(もちろん購入も可能)といった形の展覧会になります。

ヤキモノの本場で切磋琢磨する作り手の意欲作が一堂に会する見応えのある展示、出展者の一人ながら拝見できることを楽しみにしています。ボクは陶磁器の優品に彩りを添えるといった形で、酒盃、注器、盆などをご用意する予定です。

ちなみに今回のテーマは「酒宴の器」、下戸のボクにはハードルの高いお題です。呑兵衛の皆さまにも納得いただける仕上がりになっていればよいのですが〜。



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「基」展示会 『 酒宴の器 』

2015年6月5日 (金) 〜 14日 (日) 火水休み
11:00 〜 17:00

旧旅館 松千代館
瀬戸市末広町3-3(末広商店街内)

出品作家:
安達健 安藤友紀 一久堂 片岡誠 片瀬和宏 新道工房 竹下努
田中大喜 寺田鉄平 中西申幸 名古路英介 貫井美保子 松永真哉

うつわ勉強会「基」motoi:
平成25年秋に発足した、うつわを一から見つめ直すための勉強会。
瀬戸市を拠点に各地20余名の陶磁器・ガラス・木漆作家が参加。
講義、体験、展示発表など月一回程の会合を重ねています。


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外歩きも気持ちの良い季節、ご都合にあわせてそれぞれの展示を楽しみにいらしていただければ嬉しいです。


posted by nakoji at 14:07| お知らせ

2015年04月18日

春の更新いろいろ

大阪「十三夜」での個展、ご来場いただいた皆さまのおかげで前回にも増す盛況のうちに無事に終えることができてホッと胸をなで下ろしているうちに、気付いたら4月もすでに半ば過ぎ(あわわ…)。

年度の更新にともなう物事の変化に応じる日々ですし、新しい出会いや取り組みが生まれやすい時期でもありますので、ありがたくもアレコレといそがしく過ぎゆく春の候ですね。

そして当方からも年度始めの事務的なお知らせ(毎度の事で恐縮です)がいくつかありますので、ご案内させてください。


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まずは作品を新しくお取り扱いいただくことになったお店のご紹介です。

作年12月に個展を開催しました名古屋駅のギャラリー『hase』にて、作品を常時ご紹介いただけることになりました。展覧会期中などでも、ご店主にその旨お伝えくださればボクの手がけた品についてもご対応いただけるとのことです。

そして四国では初めてのお取扱いとなる香川丸亀市のうつわ店『』。こちらでは常設展示でオイル仕上の品々をご覧いただけるかと思います。

それぞれの詳細については各店のサイトをご参照くださいませ。
(↓お取扱い店を一覧に掲載しております)

  | studio SARI | お知らせ | お取扱い店 |

また近々の出展情報も更新しましたので、ご確認のうえ、お出かけの予定に加えていただけたら嬉しいですね。

  | studio SARI | お知らせ | 出展 |

なお新規お取扱い店については納品前のお店もいくつかある状況ですが、そちらについてはお届けしだい順次ご紹介する予定ですので、引き続きご注目いただければ幸いです。


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最後に新年度いちばんの変化をあげるとすれば、息子の小学校入学ですね〜。
よくもまぁ大事無くここまで育ってくれたものだと他人事のように感心してます。


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手が掛かることも少しずつ減って親としてはたすかる面も多いのですが、いよいよ眼前に迫りくる諸課題にシラをきり続けるわけにもいかなくなり「むーん」と腕を組んでばかりの近頃です。

むーん、がんばろっと。


posted by nakoji at 20:42| お知らせ

2015年03月17日

個展 at 十三夜

ひと雨ごとに生気をますような陽気に心もなごむ一方、公私ともにあれやこれやと多くの雑務に追われる年度末ですね。そんな前置きをご案内が遅れてしまった言い訳にできるはずもなくお恥ずかしい限りではありますが、間近にせまった展覧会のお知らせをさせていただきます。

今週末20日より、大阪・中津のギャラリー『十三夜』で個展を開催いたいます。


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  2015年3月20日(金)〜 29日(日)
  11:00 〜 18:00 (会期中無休)

  作者在廊 21日(土)、22日(日)

  アート&クラフト 十三夜
  大阪市北区豊崎5-1-15
  tel 06-6375-3766


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前回個展から2年近くの時間を経ての出展となります。前回に続いてご覧くださる皆さんにその間の歩みを少しでも感じていただけるよう、気を引き締めて準備してまいりました。

調理人向け専門誌の編集者という顔も持つご店主が営まれるギャラリーですので、うつわとお料理への造詣が深い皆さまのご来店も多く、ボク自身も緊張とともに様々な勉強をさせてもらえることをとても楽しみにしております。

どちらかと言えば漆仕上の品を主とした展示内容になるかと思いますが、お求めいただく機会の多いオイル仕上の皿類なども含めて200点あまり出品しております。

今週末にはボクも会場にお邪魔しておりますので、お時間ありましたらぜひお立ち寄りくださいませ。


posted by nakoji at 10:03| お知らせ

2015年02月18日

ここから未来へ

開業を間近に控えた新幹線に注目が集まるにつれて、北陸の話題を耳にする機会も多くなってきましたね。ボクにとってもなじみ深い土地ですので、楽しく彼の地を想うこともしばしばという近頃です。

そんな旬な街、金沢での展示に来週23日より参加いたします。


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『 ここから未来へ 石川県挽物轆轤技術研修所 卒業生作品展 』

  2015年2月23日(月) 〜 4月5日(日)
  石川県立伝統産業工芸館 2F 第4展示室

  9:00 〜 17:00(入館は4時45分まで) 木曜休館 
  入館料:260円(17才以下:100円、65才以上:200円)

 <出展者>
 井筒佳幸、任 性珍、岩本匡史、大石祐子、大藏豊彦、奥の麻衣子、
 木下富雄、佐藤勇士、佐竹巧成、生地史子、高月国光、玉井智昭、
 蝶野秀紀、辻 正堯、名古路英介、蜂谷友季子、濱田幸介、本間健司、
 松本由衣、山田真子


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今回の展示は、漆器木地産地として他に類のない集積度を誇る加賀山中の「石川県挽物轆轤技術研修所」に学んだつくり手の作品を通して、山中木地の見どころと同研修所の概要をご紹介するという展覧会となっています。

木地挽きという仕事、どちらかと言えば裏方として漆器制作の土台を支える地味な役回りという印象もあるかもしれませんが、全国各地、それぞれの立ち位置で活動する20人の多様な作品をご覧いただくことで、その幅の広さと奥深さを少しでも感じていただけたら嬉しいですね。

また会場となる伝統産業工芸館には、工芸大国・石川県ならではの優品が常時多数展示されていますし、兼六園や県美術館、21世紀美術館などの名所にも隣接していますので、そちらを楽しみにお出かけいただくのも良いと思います。


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なおボクは画像の煮物椀など近作数点を出展させていただきますので、よかったらご注目くださいね。


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お近くの皆さんはもちろん、新型新幹線での金沢観光を心待ちにされている方にも足をのばしていただければと思います。


posted by nakoji at 21:20| お知らせ